紛争の内容
Aさんは、車で走行していたところ、右から来た一時停止無視の車につっこまれました。
ケガはありませんでしたが、車が破損しました。しかし、相手は過失を否定してきました。相手の保険会社は、50:50の過失割合を提示してきて、「お互いに悪い」と主張してきました。
そこで、過失割合がどうにかならないかと、「埼玉で交通事故に強い弁護士」と検索し、弁護士法人グリーンリーフ法律事務所のホームページをご覧頂いたようで、相談にいらしました。

交渉・調停・訴訟などの経過
 客観的な証拠がありませんでしたが、道路状況や車の破損状況からして、80:20の可能性が高いと判断しました。過失割合の参考になる、別冊判例タイムズ38でも、そのように記載がありました。
 保険会社と何度か交渉の結果、Aさんが希望していた80:20で示談解決することができました。

本事例の結末
 過失割合が、弁護士が入る前は50:50。弁護士介入後は、80:20。

本事例に学ぶこと
 過失の交渉では、ドライブレコーダーが重要です。必ず車に搭載しましょう。
 ない場合は、過去の判例を参考にします。

弁護士 申景秀