紛争の内容
 依頼者(Aさん)は、2車線道路で車線変更をしましたが、後ろからきた車に衝突してしまいました。
 保険会社の提示する過失割合に納得できず交渉を拒否したところ、保険会社側から訴訟提起をされてしまいました。

交渉・調停・訴訟などの経過
 訴訟の証拠で提出されたドライブレコーダーを分析したところ、相手のスピードがかなりでていたことがわかりました。そこで、ドライブレコーダーを解析し、主張した結果、裁判所の認定した過失割合としては、交渉時に保険会社が提示した割合よりも、15%有利なものでした。

本事例の結末
 交渉時よりも15%有利な過失割合で解決できました。

本事例に学ぶこと
 過失割合の主張には、ドライブレコーダーの分析が重要です。 

弁護士 申景秀