紛争の内容
依頼者は、工事関係の仕事をしていましたが、仕事に向かう途中に、対向車がセンターラインをオーバーして衝突してきました。それにより、電気系統の工具等が壊れ、合算すると100万円を超える損害となりました。
保険会社からは、中古品も混じっているので20万円程度しか補償できないと言われ争いになっていました。

経過
依頼を受けて弁護士が調査した結果、電気系統の工具は中古市場では出回っておらず、新品を買う必要性が高いことがわかりました。そのような事を保険会社にぶつけ、「再調達の必要性がある」ことをわかってもらった結果、80万円程度まで補償してくれることになりました。

本事例に学ぶこと
車内の携行品についても、「予見可能性」があれば補償の対象となります。