紛争の内容
依頼者は、通勤中に、東京都北区内の道路を走行中、信号待ちで停車していたところに、前方不注意の車に追突されました。
幸いにも、むちうちの傷害だけで済みましたが、その症状は重く、治療に6ヶ月かかりました。
交渉・調停・訴訟などの経過
⑴ 事故当初からご依頼をいただき、まずは6ヶ月しっかりと治療をしました。
⑵ その後、痛みが残ってたので、後遺障害の申請をしました。MRI検査も行い、医師に各種検査をしてもらったところ、神経症状が引き起こされているであろう所見がありました。そこで、医師には、それを丁寧に後遺障害診断書に書いていただきました。
その結果、14級9号の認定を受けることができました。
⑶ その結果を元に保険会社と示談交渉をしました。ご依頼者は、もともとの年収が高いほうだったので、逸失利益と休業損害も高額になりましたが、きっちりと保険会社とは話をつめて、弁護士基準で示談をすることができました。
⑷ その結果、14級9号でも、400万円を越える保険金となりました。
本事例に学ぶこと
交通事故では、保険会社は支払を渋るのが常態化しているので、弁護士が入ると慰謝料や休業損害が増額する傾向にあります。お早めにご相談ください。弁護士特約に加入の場合は、費用が原則としてかかりません。