紛争の内容
駐車場内で停車中、後車が出てきて衝突された。ご依頼者は、頚椎捻挫及び腰椎捻挫のお怪我を負いました。
相手方保険会社の示してきた慰謝料が低額であったため、依頼者は、少なくとも赤本レベルの慰謝料を求めました。(弁護士特約あり)。

事件の経過
先方保険会社と交渉を重ねましたが、保険会社側は赤本の80%で慰謝料を提示し、交渉でも僅かな増額しか応じなかったことから、紛争処理センターに斡旋申立てました。

本事例の結末
第2回期日にて当方主張の慰謝料額85万3333円が満額認められる形で示談成立し、先方保険会社から、上記慰謝料額から既払い金を引いた残額68万6230円が振り込まれて、本件は終了しました。

本事案に学ぶこと
本件では、赤本を根拠とする当方の主張が全部認められる形となりました。
当方側の主張額に根拠があり、相手方が当該金額に応じない姿勢を見せている場合には、速やかに紛争処理センターにおいて解決を図ることが依頼者にとって有益であること示しています。