紛争の内容
依頼者様(男性・8歳)は、交通事故により、頭蓋骨折等の怪我を負われました。幸い、治療経過は良好で、後遺障害は無いように思えましたが、耳に痛みを感じている状態でした。弁護士特約に入っておられたので、保険会社との交渉その他について、当事務所が受任を致しました
交渉・調停・訴訟などの経緯
治療経過を見つつ、耳の後遺障害の可能性があるとみて、聴力テスト等を行い、後遺傷害等級の申請をしました。そうして、14級9号の、適正な後遺障害等級を得ることができました。
その後、保険会社と交渉をしましたが、過失割合や逸失利益に意見の相違があり、紛争センターへの申立をすることになりました。
本事例の結末
紛争センターでの和解斡旋中に、保険会社と示談となりました。
本事例に学ぶこと
保険会社と意見が食い違う場合は、時間の浪費をしてしまうので、タイミングを見て、示談から紛争センターへの申立や訴訟に素早く対応を切り替えることが、結果的に早期解決につながります。