紛争の内容
依頼者は、さいたま市大宮区内の交差点で、追突事故にあってむちうちの傷害を負いました。
その後、6ヶ月治療し、治療を終えました(後遺障害は無し)。

交渉・調停・訴訟などの経緯
⑴ 保険会社から損害賠償額の提示を受けた依頼者は、金額に不満があり当事務所にご相談されました。増える可能性があることを指摘すると、そのままご依頼をいただきました。
慰謝料が不当に安い提示でした。また、会社役員という理由で休業損害が0円と算定されていました。
依頼については、弁護士特約が使えたので、依頼者の自己負担はありませんでした。
⑵ 弁護士が受任後速やかに交渉に入り、慰謝料について、きちんと裁判基準で出すように保険会社と交渉したところ、先方が承諾しました。
次に、問題となっていた会社役員の休業損害ですが、たしかに会社役員の場合は役員報酬が既に決まっており、休業による減額はないように思えます。しかし、依頼者は、会社役員ではありましたが小さな会社でしたので本人も半分従業員と同じ業務をこなしていました。その点を保険会社に資料と共に主張し、従業員としての1ヶ月分の休業損害を認めてもらえました。

本事例の結末
結論として、弁護士が入って、保険金が60万円増額しました。、

本事例に学ぶこと
交通事故には、難しい問題が多くあります。あきらめずに、弁護士にご相談ください。弁護士特約に加入の場合は、費用が原則かかりませんので、積極的に相談してください。