交通事故に遭い、頭を強く打った場合、後遺障害として、「高次脳機能障害」と呼ばれる様々な障害が残ることがあります。
最近では、高次脳機能障害という言葉も広く浸透してきて、インターネットで探せば情報がたくさんでてきます。
ただ、何が高次脳機能障害かというのはあまり整理されていないように思います。
高次脳機能障害とは
高次脳機能障害とはどのような症状かというと、以下のような症状が重なっておきることを指します。
記憶障害
・物の置き場所を忘れる。
・新しいできごとを覚えられない。
・同じことを繰り返し質問する。
注意障害
・ぼんやりしていて、ミスが多い。
・ふたつのことを同時に行うと混乱する。
・作業を長く続けられない。
遂行機能障害
・自分で計画を立ててものごとを実行することができない。
・人に指示してもらわないと何もできない。
・約束の時間に間に合わない。
社会的行動障害
・興奮する、暴力を振るう。
・思い通りにならないと、大声を出す。
・自己中心的になる。
まとめ
この症状により、日常生活または社会生活に制約がでてくる状態が「高次脳機能障害」と言われる後遺障害です。
良くご相談のある事例ですが、
・意識不明(いわゆる植物状態となってしまった場合)
の場合は、すべての能力が失った状態となります。したがって、これも「高次脳機能障害」と言えます。
高次脳機能障害に関連した記事一覧
・高次脳機能障害について1(どのような症状か)
・高次脳機能障害について2(後遺障害等級について)
・高次脳機能障害の症状
・高次脳機能障害(1級1号)の後遺障害となり、約5500万円の保険金を取得した事例
・後遺障害等級1級認定後死亡された場合の損害賠償請求事例
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