家族構成や同居家族の健康状況を踏まえて、主婦としての休業損害が認められた事例

紛争の内容
相談者は交通事故に遭って身体の痛みが発生し、生活全般に差し障りが出るようになってしまいました。
まだ交通事故に遭ってから間もなく相談にいらっしゃったおかげで、治療の打ち切り等踏まえて依頼をいただきました。

交渉・調停・訴訟等の経過
まず、被害者の体の痛みの具合について、きちんと通院していただき、どう体調が変化していったのか記録していただきました。
このような情報があることで、保険会社に通院の必要性を説得力を持って主張することができました。
また、被害者は複数人の家族と同居していましたが、同居している家族の健康状況が悪く、被害者が家事を行わなければ生活が回らない実態を詳細に保険会社に説明していきました。

本事例の結末
被害者は、保険会社が治療費を負担してくれる状況下で満足の行く治療を受けることができ、主婦としての休業損害もきちんと認められて支払を受けることができました。

本事例に学ぶこと
交通事故事件においては、弁護士が就いていない場合、保険会社は非常に強気の姿勢で被害者に大きく不利な内容での解決を迫る傾向にあります。
弁護士に就いてもらい、法的に適切な主張をすることで、適正な賠償金額を得ることができます。
そのため、交通事故に遭ってしまった場合には、早急に弁護士に相談することを強く強くおすすめします。