紛争の内容
事故態様としては、田舎の田んぼ道で、相手方に一時停止のある十字路を交差する際、相手方が一時停止を一切無視して交差点に進入したため、依頼者の車両側面に激突したというものです。
交渉・調停・訴訟などの経過
事故直後からご相談にいらっしゃいましたので、即座に受任し、必要期間、治療をしていただき(当然、その間は相手保険会社に治療費の直接払いをしていただきました。)、その後、後遺障害が残らなかったため、通院期間を踏まえて、慰謝料を請求しました。
なお、過失割合については、80:20で争いがありませんでした。
本事例の結末
弁護士が当初からついていたことで、例えば、自賠責基準に基づく通院日数×4300円の2倍や3倍などによる「低い」金額を提示されることなく、弁護士基準をベースに議論することができました。同乗者もいる事故でしたので、強気の交渉を行い、結果として、1000円未満の金額を譲歩しましたが、ほぼ弁護士基準の約140万円の慰謝料に合意することができました。
本事例に学ぶこと
交通事故の相談者から、よくある質問として、「弁護士をいつから頼めばよいですか?」というものがあります。
結論としては、「事故直後から依頼してください」ということに尽きます。
弁護士を窓口としておくことで、治療期間中の治療状況の説明、治療の打切りに関する交渉、打切り後の後遺障害申請、示談交渉と連続して弁護士による利益を享受することができ、「相手」の保険会社とのストレスフルな交渉を避けることができます。
グリーンリーフ法律事務所は、地元埼玉で30年以上の実績があり、各分野について専門チームを設けています。ご依頼を受けた場合、専門チームの弁護士が担当します。まずは、一度お気軽にご相談ください。
弁護士 時田剛志