紛争の内容
普通乗用自動車が自動二輪車に追突した交通事故でした。
自動二輪車に乗車していた相談者は、アスファルトに吹き飛ばされ、肋骨、上腕骨近位端等複数箇所の骨折という重症を負いました。
1か月以上の入院とその後8か月以上の通院をして、症状固定となり、自賠責により後遺障害第10級10号に認定されました。
しかし、問題は相手保険会社との示談交渉でした。
相手保険会社は、700万円程度の総損害額しか認めておらず、既払い金(治療費や自賠責から先行して支払われた金額等)を除き100万円程度を支払って示談することを提示してきておりました。
交渉・調停・訴訟などの経過
グリーンリーフ法律事務所の弁護士は、相手保険会社の主張額があまりにも不相当であったため、裁判基準を用いて、休業損害、後遺症逸失利益、後遺障害慰謝料、傷害慰謝料等をはじめとして積算し、2000万円強の賠償請求を開始しました。
当初は、相手保険会社は各争点に対し、異論を述べていたところ、こちらは、類似の裁判例等を用いながら丁寧に交渉を重ねて参りました。
本事例の結末
その結果、ほぼ弊所の弁護士が主張するとおりの損害が認められ、具体的には、2000万円(既払い金を含む)の賠償額を相手保険会社が了承し、既払い金を除いた金額が支払われることになりました。
本事例に学ぶこと
依頼者曰く、弁護士に相談する前は、相手保険会社が提示した金額も仕方ないと思ったそうです。
しかし、自分なりにインターネットで調べていると、どうやら実際の損害額が相手保険会社の言い分と違うのではないか?と疑問を抱かれ、弊所にお電話をされたのがきっかけとなりました。
結局、その第一歩の決断から、当初は既払い金を除き100万円程度の支払で済ませようとしていた保険会社ですが、1230万円程度の金額を支払うことになりましたので、10倍以上の金額に増額することができました。
もし、グリーンリーフ法律事務所に相談せず、相手保険会社の言いなりになって示談をしていたら、1000万円以上の金額を損していたことになりますので、そう考えると恐ろしいとは思いませんか。
交通事故に強い弁護士をお探しの方は、交通事故専門チームを設けているグリーンリーフ法律事務所までお気軽にご相談ください。
ご相談をいただいた上で、弁護士を選任するかどうかをご判断しても遅くありません。
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弁護士 時田 剛志