紛争の内容
依頼者の方は、高速道路において渋滞のため停止したときに、後方から相手方にノーブレーキで追突されました。
その結果、むちうちの症状が残り、半年以上通院されました。
交渉・調停・訴訟などの経過
依頼者の方は、当事務所に依頼する前に、後遺障害等級認定で非該当となっていました。
そのため、まずは異議申立てをおこない、14級が認定されました。
示談交渉では、相手方の保険会社は、交渉段階では裁判所基準の8割の慰謝料を提示してきました。
そこで、裁判所基準の満額の慰謝料を受け取るために、交通事故紛争処理センターへあっせんの申立てをしました。
本事例の結末
あっせんの申立て後も、保険会社は同基準の9割までの慰謝料しか提示しませんでしたが、あっせんの結果、10割の慰謝料で合意しました。あっせんの期日は1回で終わりました。
本事例に学ぶこと
本件でも、交通事故紛争処理センターへの申立てをしたことで、結果的に早期に満額の賠償金を得ることができました。
争点が慰謝料の額のみである場合には、同センターの利用は効果的ですので、センターの利用に精通している当事務所にご相談ください。