紛争の内容
依頼者(70代)は、さいたま市内を走行中、交差点で信号無視の車に右方から追突されました。
その結果、むち打ち症となり、6ヶ月治療しました。
治療後、後遺障害等級14級が認定されましたが、保険会社からの損害賠償額の示談提示が少ないのでは無いかと考え、お子様と一緒にグリーンリーフ法律事務所に来所されました。お子様がインターネットで検索し、「交通事故に詳しそう」と思い選んでいただいたようです。
経過
弁護士が示談提示を確認したところ、
・逸失利益の「労働能力喪失年数」が、3年となっていた
→むちうちでも5年程度の期間は喪失すると考えるべき
・傷害慰謝料、後遺障害慰謝料が、相場の7割程度になっていた
このような問題がありました。
そこで担当弁護士はすぐに修正案を作成し、保険会社と強気に交渉した結果、2週間程で、当方の提示通りの金額で合意できました。 弁護士が入って、70万円の増額となりました。
本事例に学ぶこと
むちうちの場合の「逸失利益」は、5年が多いです(裁判でも)。保険会社は3年の提示が多いのでご注意ください。
弁護士 申 景秀