紛争の内容
依頼者Aさん(ドライバー男性 50代)は、さいたま市内の道路で運転中、信号待ち中に後ろから追突をされました。幸いにも頚椎捻挫・腰椎捻挫だけの傷害であり、骨折はありませんでした。その後、約5ヶ月治療をして、保険会社から損害賠償額の示談の提示がありました。
経過
Aさんは、休業損害→慰謝料の金額が正当かどうか知りたいとのことで相談されました。
分析の結果、保険会社の提示は、慰謝料が「赤本」(裁判基準)に満たない数字で少なくなっていました。また、休業損害の計算もおかしく、少なめに見積もられていました。
そこで担当弁護士はすぐに保険会社と、「赤本基準」で交渉を開始、ほぼ満額での回答を得ました。
また、休業損害の計算もしなおしました。結果的に、当初の提示より30万円の増額となりました。
本事例に学ぶこと
保険会社から示談(損害額)の提示があったら、まずは弁護士に相談することをおすすめします。
多くの場合で、提示より慰謝料が増額するケースがあります。
むちうちで、30万円増額したした事例(後遺障害無し)
「過失相殺されず、早期に交渉段階で弁護士基準の慰謝料95%で示談した事例」
「物損事故について、断固譲らないと相手方が述べていた「90:10」の過失割合を、交渉により、「95:5」に引き上げることのできた事例」