紛争の内容
依頼者は、家族3人で車に乗っていたところ、さいたま市大宮区内の交差点で赤信号待ちをしていたが、前方不注意の車に後ろから追突されました。車は大破し、3人は緊急搬送されました。一人は、3歳の幼い子でした。
交渉・調停・訴訟などの経過
⑴ 依頼者は約5ヶ月の治療を終えたところ、保険会社から示談提示がありました。ただ、インターネットで検索して正当な金額かどうか不安になったようで、当事務所にご相談いただきました。
その結果、保険金がかなり渋られており、奥様の休業損害も0で算定されていました。また、慰謝料も低水準でした。
依頼者は、弁護士特約に加入していたので、それを利用することにしました。弁護士特約は、一人300万円までの弁護士費用がカバーされますので、今回は自己負担無しの見込みでした。
⑵ 弁護士が交渉に入ったところ、再計算したら3名で100万円を超える差額がでそうでした。保険会社は当初渋りましたが、交渉開始1ヶ月程度で、保険会社が当方の主張を認め、弁護士基準で示談ができました。
本事例に学ぶこと
保険会社は、保険金を少なめに見積もって出してくるのがほとんどです。
弁護士特約がついていたら、相談料はかかりませんので、積極的にご相談ください。