紛争の内容
依頼者は、埼玉県桶川市内の道路で、横断歩道を渡っている最中に、右折車に衝突されて、頚椎捻挫や股の擦過傷の傷を負いました。依頼者は10歳のお子様だったので、親権者のお母様からご依頼をいただきました。
経過
6ヶ月治療をしたあと、幸い後遺障害は残らなかったので、保険会社と示談交渉に入りました。
当初保険会社は、想定の6割程度の保険金しか出さないという態度でした。また、事故によりお子様がややPTSDの症状がでていたので、慰謝料の上乗せを交渉しました。こちらが、訴訟も辞さない態勢で交渉したところ、ほぼ裁判基準での示談が可能となったので、ご依頼者様と相談して示談にしました。約100万円の保険金となり、依頼者様も納得されました。
本事例に学ぶこと
保険会社の提示は、相場からかけ離れていることがほとんどです。保険会社から示談(損害額)の提示があったら、必ず弁護士に相談することをおすすめします。