紛争の内容
依頼者Aさん(主婦 45歳)は、埼玉県さいたま市浦和区内の道路で運転中、一時停止を無視した車が交差点を飛び出してきて、それに衝突されました。車は大破しましたが、幸いにも
頚椎捻挫等の傷害で済み、その後、約6ヶ月治療をして、保険会社から損害賠償額の示談の提示がありました。
経過
依頼者は、示談の金額が正当かどうか知りたい、主婦としての休業損害はでないのかということで相談されました。
分析の結果、保険会社の提示は、慰謝料が「赤本」(裁判基準)に満たない数字で少ないのと、主婦としての休業損害が全く考慮されていませんでした。
そこで担当弁護士はすぐに保険会社と、「赤本基準」で交渉を開始、ほぼ満額での回答を得ました。
また、休業損害については、通院回数をベースに交渉し、依頼者が満足する金額の提示がありました。結果的に、160万円の保険金となりました。
本事例に学ぶこと
保険会社から示談(損害額)の提示があったら、必ず弁護士に相談することをおすすめします。
主婦の休業損害も請求可能ですので、きちんと請求するべきです。