紛争の内容
 依頼者は、埼玉県内の道路で渋滞に巻き込まれていたところ、前方不注意の車に後ろから追突されました。
 車には、大人1名、子ども3名のご家族が乗っており、それぞれ、頚椎捻挫(むちうち)や腰椎捻挫の傷害を負いました。その後、約5ヶ月間治療をしました(後遺障害は無かった)。

交渉・調停・訴訟などの経過
⑴ 同乗のご家族全員からご依頼をいただきました。保険会社から示談の提示があったが、それが相当なものかどうかわからないということでご依頼をいただきました(弁護士特約使用)。
⑵ 担当弁護士は、即座に資料等を取り寄せて計算したところ、休業損害と慰謝料について、不当に低い金額で提示されていました。
⑶ 弁護士が示談交渉に入りました。保険会社はかなりシビアな提示をしていたのですが、1ヶ月ほどのやりとりを経て、結果的に慰謝料・休業損害について増額をさせました。そして、ご家族合計200万円を超える増額をすることができました。ご依頼者にも大変ご満足いく結果となりました。

本事例に学ぶこと
 交通事故では、人身傷害がある場合に弁護士が入ると慰謝料等が増額する傾向にあります。弁護士特約に加入の場合は、弁護士費用が原則かかりませんので、積極的にご相談されると良いかと思います。