紛争の内容
依頼者の交通事故被害者(主婦)は、助手席に座って高速道路を走行中で会ったところ、前の車が急ブレーキを踏んで停止しようとしたため、被害者の車両も急ブレーキを踏み、後続車に追突されたという事案です。
被害者は、一年以上の通院を余儀なくされ、後遺障害等級も14級が認定されました。
交渉・調停・訴訟などの経過
この被害者は、事故直後から当事務所にご相談に居らっしゃり、初めての交通事故で不安であるとのことでしたので、受任しました。
そして、当事務所が保険会社と交渉したり、通院の計画を練ったりして治療に専念された結果、後遺障害等級14級が認定されました。
その後、保険会社と交渉を開始しましたが、後遺障害慰謝料・通院慰謝料については裁判所基準の80%を、逸失利益については5年分と考えられるところ3年分を提案してきました。
本事例の結末
交渉では話し合いはまとまらないかに思えましたが、粘り強く交渉した結果、休業損害と逸失利益についてはこちらの主張通りとなりました。
また、後遺障害慰謝料・通院慰謝料とも、裁判所基準より少し下回る金額で合意することができました。
考察
本件は、早期から弁護士が関与した結果、後遺障害等級が認定されたと考えられる事案です。
早期からご相談頂くことで、適切な損害賠償がなされうることから、早期にご相談頂くことが重要です。